最近人気のスイートコーンは
その甘みが最大の魅力です。
旬の時など1本丸ごと食べたくなるトウモロコシですが、
気になるのがその栄養。
ということで、今回はトウモロコシの栄養について
みていきたいと思います。
トウモロコシの栄養成分
米、麦と並ぶ世界3大穀物のひとつで、
主食としても食べられているトウモロコシの主成分は炭水化物。
また、ビタミンBやEなどに加えて鉄分や葉酸、
カリウム、マグネシウムなどの各種ミネラル、
食物繊維をバランスよく含み、
栄養価が高いのが特徴です。
食物繊維
とうもろこしに含まれる食物繊維は、
水に溶けない不溶性食物繊維で、
腸内環境を整え、
油脂や糖分の吸収を抑える働きもあります。
ビタミンB1
ビタミンB1は、全身にエネルギー行き渡らせる働きがあります。
糖分をエネルギーに変換し、
疲労回復効果もあります。
ビタミンE
ビタミンEは、若返りのビタミンと言われ
抗酸化作用が強く、
老化の原因となる活性酸素を取り除くことが期待できます。
また、血行を促し
お肌の調子も整えてくれます。
カリウム
カリウムはナトリウムを排出して
血圧の上昇を防ぐ働きがるので、
高血圧予防につながります。
また、老廃物を体外に排出してくれる
利尿作用もあります。
トウモロコシのカロリー
とうもろこしのカロリーは、100g当たり90~99kcalと
米や麦に比べて低カロリー。
しかし、水分以外の80%を糖質が占めており、
野菜というより主食。
実際、中南米で主食として食べられているトルティーヤやタコスは
とうもろこしを原料としています。
トウモロコシの糖質
中サイズのとうもろこし1本で約150gとすると、
21gほどの糖質を摂取することになるので、
ご飯1杯(150g)の糖質53.4gと比べると
糖質は半分程度です。
そんなとうもろこしに含まれる糖質は、
でんぷんが主になっている多糖類に分類されます。
まとめ
トウモロコシは、血糖値上昇作用を表すGI値では75と高く、
糖質制限には向いてないように見えますが、
糖質が多糖類であり、食物繊維も豊富なため
消化吸収がゆるやかになり、
インスリンの急激な分泌を抑えてくれます。
しかし摂取しすぎると体脂肪に変化していくので
1度にたくさんの量を摂取するのは控えましょう。