「トウモロコシは鮮度が全て!」
と言っても過言でないほど、
本来の風味を味わうには鮮度が重要。
しかしながら、家庭菜園で作った時など収穫時期が重なり、
ほとんど同時に収穫なんてことも。
せっかくだから新鮮なうちに食べたい、
でも一度には食べきれないし、
一気に食べてしまうのはもったいない。
そこで、トウモロコシを上手に保存する方法を見ていきましょう。
冷蔵保存
トウモロコシを生のまま保存するなら、
乾燥を防ぐため、皮のついた状態でポリ袋に入れ、
冷蔵庫の中で立てておきましょう。
横にすると、トウモロコシが起き上がろうとしてエネルギーを使い、
鮮度が落ちやすくなってしまいます。
収穫したてのものをきちんと保存しておけば
2~3日以上おいしくいただけます。
レンジで加熱してから冷蔵保存
レンジで加熱すれば、茹でた時のように甘みを逃すことがなく、
鍋を使う手間も省けます。
加熱方法は、
- トウモロコシの皮をむき、水で濡らします。
- 1をお皿におき、ラップをして加熱します。
- ひっくり返してさらに加熱します。
お皿を使わずにトウモロコシをラップに包んで加熱すれば
お皿を使う手間も省けます。
1本なら600Wで片面2分半ほど。
ラップをしたまま粗熱を取り、
冷めたら冷蔵庫で保存します。
保存期間は1週間ほどになります。
冷凍保存
ラップに包んでレンジで加熱したものを、
冷めてからそのまま保存袋に入れて冷凍します。
または、生の状態のものでも、加熱したものでも、
粒を外し保存袋に入れて冷凍します。
1か月以上保存できます。
ところで、トウモロコシの粒をはがす時、
芯に実が残ることがありませんか?
ここからは、粒を芯からきれいにはがす方法を
紹介していきたいと思います。
トウモロコシの粒のはがし方
1.箸を使う方法
箸を1本用意します。
トウモロコシの実と芯の間に箸を差しこみ、
芯に沿って押し込むようにすると1列分
粒の根元からきれいに取れます。
1列目が空いたら、残りは指で1列目の方へ粒を倒していきます。
2.トウモロコシを切ってからはがす方法
トウモロコシを横に半分にカットします。
次に縦にカットします。
あとは粒を横に倒していきます。
3.包丁を使う方法
縦1列に沿って 包丁を入れます。
Vの字になるように反対側も切り込みを入れます。
切り込みを手掛かりに1列だけこそげ取ります。
残りは実が無い方にずらすようにしてはずします。
4.トウモロコシカッターを使う方法
粒を大量にはがすのが面倒という方には、
トウモロコシカッターがおすすめです。
リングタイプなら、粒の大きさや列が不揃いでも
粒が切れたり潰れることが少ないので
きれいにカットできます。
まとめ
トウモロコシは収穫後の管理こそ急ぎますが、
上手に保存すれば、長い期間そのおいしさを保つことができます。
また、粒をはずして保存しておくことで、
冷蔵庫の中で必要以上に場所をとらず
保存しやすくなるので、
粒を外すこと自体も楽しんでみてはいかがでしょうか?